地面師!土地の詐欺にあわないためには
こんにちは!
6月も後半となり、暑くなってきましたね(^^) 先日の休みを使って、姫路市網干区にある山本家住宅に見学に行ってきました。大正7年(1918年)に網干町長・網干銀行頭取を務めた山本真蔵氏が建てた建物です。現在のお金で10億円をかけて作り、特に材料は本当にいいものを使っています。
廊下の天井にステンドグラスは、夕日の時間帯に特に綺麗になるように設計されています。見学はボランティアの方が付いて、解説して下さいます。毎日されている訳ではありませんので、見学に行かれる際は、必ず連絡をして確認してくださいね!
連絡先:新免敬章 様(あぼし小林写真館)網干歴史ロマンの会 TEL:079-272-0003
銀座の地価は5,050万円/㎡と過去最高を更新(日本生命)より参照
アベノミクスによる影響で、東京などの都市部では地価が急上昇しています。さらにマンションの建設ラッシュともあいまって開発に向く有望な土地が少なくなり、不動産業者などは土地探しに苦労しています。そんな中、”地面師”が暗躍しています。
地面師は元々、戦後空襲などにより土地の所有者があいまいになり、また役所なども混乱していた時に、本人になりすまし土地を売買して莫大な利益を上げた人たちです。
そんな地面師たちが、平成の世に復活しているそうです。しかも騙されているのは不動産業者などでプロ中のプロが騙されています。
(五反田駅近くの土地が詐欺の現場となりました:MAG2NEWS 様より参照)
手口としては、本人の代理人などの形で売却の依頼をして、必要な書類などはすべて偽造するそうです。印鑑などは3Dプリンターを使い偽造するなど、かなり手の込んだ犯行です。
今後ますます空き家が増えていく中で、所有者がよく分からない建物・土地も増えていくと考えられます。土地の所有者があいまいになったりすればするほど、こういった詐欺は起こりやすくなります。
詐欺にあわないためにも
1.土地所有者本人でない人との売買には十分注意する。
2.近隣の土地に比べて安い場合は疑う。
3.近隣の住民の方に、所有者について確認する。
何事もあせらず確認しながらするのが、一番ですね(^^)