雨漏りしやすい家の特徴は?
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こんにちは。
北海道で震度7の地震が発生して、2日が経ちました。まだ地滑りなどで行方不明になっておられる方が沢山おられます。大きな被害を受けた地域の一日も早い復興を心よりお祈りしています。
最近雨がよく降っています。台風などで雨漏りの修理の依頼が多いですが、雨漏りしやすい家と、しにくい家が実はあります。
雨漏りしやすい家の特徴として、軒がない家があります。上の写真のように軒がないと全体的にすっきりとしたイメージとなり、見栄えはよくなりますが、施工上注意しないと雨漏りする可能性はかなり高くなります。
軒がない家での雨漏りなどの瑕疵発生率は、軒がある家に比べて約5倍高いという報告もされています。(日経ホームビルダー編集 「雨漏りトラブル完全解決」日経BP社 2017 より参照)
軒は風雨から壁を保護するなど、大切な役割を担っています。都市部などでは土地の値段が高く、また近隣のお家とも近接しているため、やむおえず軒をなくしてしまうこともあるようですが、非常にハイリスクだと思います。
長く安心して住んでもらうためにも、軒のない家はお勧めできません。