小破でも5割は残存しない
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こんにちは!
先日、森林・山村多面的機能発揮対策の説明会に行ってきました。これは木材価格の下落や、燃料革命、少子高齢化により地域の里山が荒廃していく現状を止めるため、地域で団体を作り保全をしていくことを目的にした制度です。
宍粟市では福地地区の方がされています。里山は荒廃するばかりで、大雨が降ると倒木などが流れて甚大な被害を出す原因にもなりますので、制度を利用して本来の里山に戻していきたいと思います(^^)
甚大な被害を出した熊本地震から2年が経ちました。今、被災地がどうなっているか調査した結果が発表されました。
被災した家(1933棟)のうち、更地になっているのが37%と一番多く、建て替えた家は16%でした。つまり被災前の半分の家は、今残っていないという状況です。
特に小破でも32%の家が更地になり、22%が建て替えをしています。つまり5割は残存していません。小破は被害認定で一部損壊(補修すれば住める)に該当する被害ですが、このような状況です。
少子高齢化や核家族化が進み、取り壊して介護施設に移った方も多いかもしれませんが、大地震が起こると4割近い更地ができ、街の空洞化が進むということが分かりました。
ずっと安心して住める家にするためにも、地震がきても耐えられるだけではだめで、無被害~軽微までに抑えておくべきだと強く思いました。
[特報]小破でも5割が残存しない、熊本地震後の住宅調査 日経XTECHより参照