井口住建

こんにちは！

所用があり、たつの市室津まで行ってきました。室津は古くから海上交通の要衝として栄えてきました。今も古い街並みが残っています。

診療所もとてもいい感じです！素晴らしいです。

古民家で気になるのが、シロアリの被害です。気温・湿度・栄養がそろうと増えていきます。しかし在来のヤマトシロアリは乾燥に非常に弱く、蟻道を作らなければ家に入ってこれません。

土の中→蟻道→家の中の順序で入ってきますので、基礎などを底板一面が鉄筋コンクリートのベタ基礎などにしておけば、かなり被害を防ぐことができます。

しかしアメリカカンザイシロアリという厄介な外来シロアリがいます。これは乾燥にも強く、蟻道を作らなくても家の中に侵入します。しかもヤマトシロアリが食べない木材の部分まで全部食べるので、木材の耐久力は格段に悪くなります。

発見がしずらく、被害が深刻になった時に初めて気が付くことが多いです。駆除も家全体を薬品で殺虫する方法となり、費用・手間もかなりかかります。

唯一の救いは、移動できる距離が3mほどと短いことです。ですので近隣に食害されている家がなければ侵入できません。しかし最近は、輸入家具や木材について侵入することがあるので、要注意です。

空き家などになると換気ができておらず、湿度が上がりやすいです。そのためカビ・シロアリの被害を受けやすくなります。井口住建では、空き家の管理も承っておりますので、是非ご相談下さいね！

～まとめ～

・近隣にボロボロになっている家がないか、あれば所有者・行政に相談する

・輸入家具などについている場合があるので、購入する時に殺虫済みか確認する

・早期発見、対応が何よりも大事